なぜプロキシサーバー（串）が必要か
海外でスニーカーを購入する上で欠かせないのが、プロキシサーバー（串）です。
サイトによってはアクセス元のIPアドレスを見て、リダイレクトされてしまい目的の国のサイトにアクセスできなかったり、購入できてもキャンセルされてしまうことがあります。
それを防ぐため購入先のサイトの国のプロキシサーバーを使って購入するということになります。
通常VPNなどを使うのが一般的ですが、料金が高いので安価で簡単なプロキシサーバーの作り方を解説していきます。
手順
今回紹介する作り方に対応しているのは、LinodeとWebarena Indigoです。
Linodeはこちらから登録すると無料枠がかなりもらえるので、初めてプロキシサーバー作る方にとてもおすすめです。
どちらでも手順は同じなので、SSHログインした後の手順を以下に解説していきます。
以下は、CentOS 7でSquidプロキシサーバーを構築し、基本認証を設定するシェルスクリプトの基本的な例です。このスクリプトは、Squidのインストール、設定ファイルの編集、認証用のユーザーの作成、そしてSquidの再起動を自動的に行います。
#!/bin/bashfirewalld
# 必要なパッケージのインストール
sudo yum install -y squid httpd-tools
# Squidの設定ファイルのバックアップ
sudo cp /etc/squid/squid.conf /etc/squid/squid.conf.backup
# 認証用ファイルの作成とユーザーの追加
sudo htpasswd -b -c /etc/squid/passwd user YOUR_PASSWORD_HERE
# Squidの設定
sudo bash -c 'cat > /etc/squid/squid.conf <<EOF
http_port 23456
auth_param basic program /usr/lib64/squid/basic_ncsa_auth /etc/squid/passwd
auth_param basic realm proxy
acl authenticated proxy_auth REQUIRED
http_access allow authenticated
http_access deny all
EOF'
# Squidとファイアウォールの設定の更新
sudo systemctl start firewalld
sudo systemctl enable firewalld
sudo systemctl restart squid
sudo systemctl enable squid
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=23456/tcp
sudo firewall-cmd --reload
echo "Squid proxy server setup is complete."
注意: スクリプト中のYOUR_PASSWORD_HEREを適切なパスワードに置き換えてください。
スクリプトの使用方法
touch setup_squid.shでsetup_squid.shファイルを作成vi setup_squid.shでファイルを開き、上記のスクリプトを貼り付ける（YOUR_PASSWORD_HEREの変更を忘れずに）- スクリプトに実行権限を付与します。
chmod +x setup_squid.sh - スクリプトを実行します。
./setup_squid.sh - SImple ProxyなどのChrome拡張機能にHost：IPアドレス、Port：23456、user、パスワード（
YOUR_PASSWORD_HEREから変更した文字）を設定する - https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgiでIPアドレスが変わっていれば成功です。
